うれしのブログ

2019年2月8日木育~手作り箸を作ろう

先日行われた保育参観では、親子で箸作りを楽しみました。
木を切る作業、箸の形を作る、木を磨く、仕上げる、この一連の作業を時間をかけてじっくり取り組みます。
そして箸づくりを通し、木の肌触り、匂い、色、模様などを体感しながら、自然への興味を高めていきます。

箸作りに取り組む前に、まずは職員が箸づくりに取り組み、約3時間かけて自分の箸を完成させました。

さあ、子ども達もいよいよ、自分で箸づくりに挑戦です。
まずは、のこぎりを使って、木の長さを調整。
初めての木を切る作業に緊張しながらも、真剣さが伝わってきます。

箸の材料は桜の木。
桜と聞けば、真っ先に思い浮かぶのは春を彩るピンク色の花でしょうか。
日本人にとって親しみやすい桜の木は程良い硬さで、磨くと光沢が出る材質です。

お家の方に手伝ってもらいサンドぺーパーで木を削り形を整えます。

「これでいいかなぁ?。」
「もう少し丸くしてみる?。」
と相談しあい、世界に一つだけの箸を作ります。

箸の形成を整えた後は、サンドペーパーの種類を変えて、さらに艶を出していきます。
自分で考え、作り、使う工程の中で、物への愛着心や丁寧に使うことの優しい心を育んでいきたいです。