うれしのブログ

2017年1月13日ぱらりっとせ

岐阜を拠点に各地で公演を行う『劇団風の子中部』の皆さんが来園。
演目は岐阜県に昔から伝わる遊びやお話をたくさん取り入れた「ぱらりっとせ」。
竹馬、縄跳び、お手玉などの遊びが楽しく紹介され、子ども達もあっという間にお話の世界に入り込み、声援を送ったり拍手をしたりしながら一緒に楽しみました。
わらべ歌に合わせて遊びが広がる伝承遊びには、懐かしさと温かさが感じられますね。
そしていつまでも伝えていきたい大切な文化です。

岐阜は美濃和紙に代表される上質な紙の産地です。
お話の始まりは加納で作られる和傘が登場。

伝承遊びの紹介では、天井に届く高さの竹馬にびっくり。
細い竹を使って器用に歩く姿に、子ども達から思わず大歓声が上がりましたよ。
他にもお手玉や、風車、縄跳びなどの遊びも紹介され「楽しそう!」と興味津々の子ども達でした。

「♪さかな~ さかな さかなはいらんかね♪」
棒の先に魚をつりさげた魚やさんの姿に会場内は大爆笑!!

和傘を使った傘まわし。
和傘の上をふわふわと紙風船がうまくまわると、「わー、すご~い!」という声が上がっていました。

劇は、岐阜の民話「はなさかこぞう」。笛の美しい音色に合わせて美しい和傘の花が開いた場面は、圧巻でした!

さあ、フィナーレです。
軽快な笛と三味線の演奏で盛り上がりました。

終わった後は、劇団の方とハイタッチ!
「あー、おもしろかった!」
「すごかったね!!」と大満足の笑顔が!!

劇団「風の子中部」の皆さんから色紙をいただきました。
お手玉や竹馬、傘回しなど日本の伝統文化に触れ、楽しむことが出来、子ども達には貴重な体験となりました。